2011/04/23

2つの現実

「シャネル カール・ラガーフェルドのアトリエ」と「神の子たち」

言わずと知れたカールラガーフェルド率いるシャネルの

オートクチュールの制作。ラガーフェルドというよりも

シャネルをとりまく職人を沢山追っている所がよかったし

ラガーフェルド氏も、もちろん発想の源なのだが

発想の部分を担当している職人という描き方が共感をもてた。

全ての技術とお金と時間を費やして最高の芸術品ともいえる商品を作り販売していく。

全く逆の、神の子たち

フィリピンのゴミ捨て場に住み着き。暮らす人々。

必要な物もないギリギリの生活。そんな過酷な現実の中にも

喜怒哀楽の人のドラマがある。

ふたつのドキュメンタリーを続けて見た

もともとドキュメンタリー好きなのだが、

あまりに対極な2つの現実を立て続けに見るというのは

脳の振り幅が大きくて一瞬とまどうのだけど

どちらも現実を生きる人間模様で、

自分にも置き換えられる事がたくさんあり、人間の普遍的な部分を感じてくる

こういう見方もいっきに違う世界を旅するようだ




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